塙城イベントの当日の様子
2018年04月10日 (火)
3月25日(日)に、阿見町塙の君原公民館、塙城址、江戸崎城址、木原城址を会場に行われた「歴史フォーラム 戦国の巨大防塁 塙城」の様子を報告します。
午前中は、茨城大学教授の高橋修先生と美浦村文化財保護審議委員の平田満男先生の講演会。高橋先生は、塙地域の歴史的な意義とお城を見るポイントについて、いつもながらの的を絞った明快なお話をされました。また、平田先生は、数少ないながら文書に現れる塙郷と江戸崎土岐氏歴代の話をされました。聴講者は約110名。当日は阿見町内の予科練記念館や美浦村陸平貝塚でもイベントが重なったことを思えば、初めての企画にしてはまずまずの集まりになったと感じます。
午後は茨城城郭研究会による塙城址現地案内会。ひづめとオカちゃんとハイドマイクをそれぞれに持って二班に分かれて案内を行いました。参加者は約60名で、1時間半弱で一回り出来しました。
稜堡かと見まごう北城は、地元の塙城址保存会のおかげで藪がきれいに刈り払われていました。
塙城一周の後は、バスに乗って江戸崎城と木原城を回りました。このバスツアーでは、14箇所の戦国土塁の近くを通るルートを選び、土岐氏の防御法を体感していただきました。この写真は江戸崎城内(鹿島神社境内)での案内風景。
木原城では稲荷曲輪へ上がり、深い空堀を見下ろして大きさを体感していただきました。その後、藪刈りされて見晴らしの良くなっている南虎口の前を通って君原公民館へと戻りました。自家用車で着いて来ていただいた方を含め50名の参加者でした。





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