特別展図録 『親鸞 ー茨城滞在20年の軌跡ー』
2020年04月10日 (金)

茨城県立歴史館 編集・発行
配流を許された後の1214年、親鸞は現在の茨城県笠間市稲田へ来る。宇都宮氏がこの地へ勢力を伸ばすきっかけとなった寺院間問題への武力介入は9年前の1205年。親鸞が稲田を離れたのが1235年とすると、その17年後に忍性は小田へやって来ることになる。仏教は苦手だが、この時代の常陸国南部における親鸞や忍性については、宗教的な面だけを見ているわけにはいかないことを感じる。宇都宮氏、笠間氏、八田氏、小田氏と宗教者たちの宗教以外の関係を見るヒントを得られることを期待して古書店で購入した。
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